妊娠中に温泉に入っていいの?温泉入るときに気をつけたい、6つのポイント!

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温泉画像

妊娠中は、体調が崩れやすかったり、お腹の子へ影響を考えすぎて、何かとセンシティブになりますよね。

だから、何をするにしろ、大丈夫なのか、確認しますよね。

温泉もそうです。

安定期に入ると、少し心に余裕ができます。

子供が生まれる前に、夫婦2人の時間が過ごしたくなり、温泉に行こうと思う夫婦は多いようです。

わたしもそうでした。

でも、温泉は、妊娠しているときに入っていいのかな?って不安になりました。

からだに良い印象がありますが、硫黄とか、刺激が強い成分を含んでいるので、浸透してしまったりしないか?いろいろマイナスなことを考えがち。

だからいろいろ調べてみたんですが、昔はだめだったようですね。

妊娠初期 、妊娠後期は体に良くない影響を与えるとされていたようで、国も警告をしていたようです。

ただ、それも2014年まで。

改めて調査すると、根拠が見つからなかったようなので、その文言は削除されています。

今は、温泉に入っても大丈夫とされているので、安心してください。

妊娠中は、神経質になり、ストレスを感じやすいですし、マタニティーブルーで、気分が落ち込みやすいです。

温泉に浸かってゆっくりすることで、気分がリフレッシュされ、元気が出てきます。

ただ、妊婦さんが温泉に入る場合は、注意点がいくつかありますので、ご紹介します。

妊婦によい温泉の効果

注意点をご紹介する前に、妊婦さんにうれしい、温泉の効果についてご紹介します。

リラックス効果

温泉にはリラックス効果があります。

37〜40℃程度の低温の温泉にゆっくり浸かることで、副交感神経が優位になり、心身ともにリラックスすることができます。

でも、入浴するときは、温度に注意してください。

個人差はありますが、40℃を超えてくると、交感神経が優位になりますので、交感神経が優位になることがあります。からだや気持ちが興奮状態になります。

できる限り、ぬるま湯にゆっくり浸かるようにしましょう。

冷えしょうの解消

妊娠していると、血液のめぐりが悪くなり、からだが冷えやすいです。

原因は2つ。

お腹が大きくなることで、血管が圧迫されることと、自律神経が乱れること。(血流のコントロールは自律神経がコントロールしています。)

血液の流れが悪くなると、温かい血液が、からだの末端まで届かなくなりますので、からだが冷えてしまい、継続することで、冷えしょうになります。

そんな妊婦の冷えしょうに温泉が効果的なんです。

温泉は塩分を多く含みます。

塩分を多く含むお湯は熱が伝わりやすく、からだの芯まで、温めてくれます。

また、保温効果もあるので、熱を逃げにくいので、暖かさが続きます。

また、温泉には自律神経を整える効果がありますので、そのことでも、血液のめぐりが改善され、冷えが解消されます。

温泉にも温泉地ごとで特徴が異なりますが、こちらの温泉が冷えしょう対策の効果が高いようです。

  • 有馬温泉(兵庫県)
  • 黄金崎不老ふ死温泉(青森県)
  • 浜名湖かんざじ温泉(静岡県)
  • 和倉温泉(石川県)
  • 白浜温泉(和歌山県)

美容効果

温泉は美容効果が非常に高いです。

からだの外側と内側から働きかけ、美しくしてくれる効果があります。

二酸化炭酸泉には、血液のめぐりをよくし、むくみの解消やデトックス効果があります。

塩化物泉は、からだを温め、保温してくれるので、お肌をしっとりしてくれる効果があります。

炭酸水素塩泉には、鎮静作用があるのでリラックスし、自律神経を整える効果があります。

そのほかにも、シミを予防したり、便秘に効果のある温泉などもあります。

温泉に浸かってゆっくりするだけで、美容効果が得られます。

妊娠が温泉に入る時に気をつける、6つのポイント

妊娠している女性にうれしい効果がある温泉ですが、注意も必要です。

とくに、安定期の中頃は、お腹もそこまで大きくないため、活動的になる妊婦さんもいます。

ですが、からだは疲れやすいですし、妊娠中は何が起こるかわからないので細心の注意が必要です。

妊娠中に温泉にいくときに注意すべきポイントをまとめました。

1.妊娠時期には注意

安定期に入るまでは、活動的に動くのは避けましょう。

つわりが辛くて、それどころではないと思いますが、流産などの危険が高まります。

温泉に入ることに危険はないですが、温泉地まで移動したり、環境が違うところで過ごすことがストレスになります。

安定期に入ってから旅行にいくようにしましょう。理想としては、妊娠5ヶ月〜7ヶ月(16週~27週)がよいです。

それ以降は、お腹が大きくなっていきますし、早産の危険もありますので、極力避けるようにしましょう。

2.母子手帳は必ず持っていく。

母子手帳には、通っている病院の情報や、母子の情報が記載されています。

旅行先で体調が悪くなったときなどには、緊急で現地の病院に行く必要があるかもしれません。

その時に、母子手帳があったほうがよいです。旅行先には必ず持っていくようにしましょう。

3.宿泊先へ事前に伝えておく。

宿泊先にも妊娠していることを事前に伝えておきましょう。

妊娠していると食べられないものなどがありますので、旅館などによっては、別の食べ物を用意してくれることがあります。

また、からだを冷やさないように毛布などを用意してくれるところもあります。

ホテルによっては、マタニティープランを用意しているところもありますので、活用してみましょう。

4.足元には注意する

温泉は、成分が床に付着しているため、滑りやすくなっているところがあります。

安定期の後期になると、足元が見えなくなってきます。滑らないように注意しましょう。

5.水温には注意する。

妊娠しているときは、リラックスできるように、ぬるま湯に入るようにしましょう。

目安として、37〜40℃くらいのお湯がよいかと思います。

副交感神経を優位に働かせてくれます。40℃を超えてくると、交感神経が優位に働いてくるようですので、できる限りぬるま湯に浸かるようにしましょう。

6.温泉たまごは食べない。

温泉地にあるのが、温泉卵。箱根などに旅行にいったら食べたくなりますよね。

でも、食べるときは注意してください。温泉卵は70℃未満の温泉水に30分程度浸して置くことでつくられます。

サルモネラ菌は60℃以上の熱に、20分以上熱せられると死滅すると言われています。

それなら大丈夫だと考えるかもしれませんが、卵の中心は必ずしも、20分以上60℃に達しているとはいえません。

妊娠中は免疫力が弱まっていますので、極力さけるようにしましょう。

妊婦さんのお声

他の妊婦さんはどのように思っているのでしょか?妊婦さんが温泉に入ることに対して賛成派と反対派の意見を集めてみました。

賛成派

ふだんいろいろと制限されてストレスもたまっていると思うので、たまには思いっきり遊んでいいはずです。出産したらパパとデートもできなくなりますし。体調を優先すればいいと思います。

ちょうど10週のときに新婚旅行に行きました。私の新婚旅行もそうでしたがいろいろな準備をして、何かあったら自己責任という考えならいいと思います。

妊娠中の行動は何をしても自己責任。自分の行動にリスクがあることを理解して動けば問題ないと思います。たまには気分転換しなきゃやっていられませんから。でも何かあったらすべて自分の責任、それを深く理解して行動すればいいのでは。

反対派

安定期って「流産の危険性をとりあえず脱した」ということであって、妊娠トラブルなしの期間というわけではないと思いますよ。

長い人生で自分の体内に命を育んでいる時期ってほんのわずか。何か起きてからでは取り返しがつきません。こればっかりはリセットできませんので。かわいいわが子の笑顔を見るまでほんの少し我慢しませんか?

実際に旅行してみて

わたしも妊娠してから、旦那と一緒に旅行にいきました。

今までもたまに旅行していましたが、実は、妊娠してからの方が、旅行の頻度が高いです。

子供が生まれると、二人の時間が取れないので、今のうちに行きたいと思ってしまい、駆け込むように旅行に行っています。

妊娠5ヶ月目、7ヶ月目で旅行にいきました。

海に行ったり、動物園に行ったり、自然の中を歩いたりと、意外と行動的なんですが、やっぱり温泉に浸かると、ホッとします。

お腹の子が温泉に入ると、すごく活発に動きます。

少し刺激的過ぎたかなって思いつつ、多少の刺激は必要かなって思っているので、個人的には、温泉に入ってよかったなって思います。

まとめ

妊娠していると、温泉に入って大丈夫か心配になりますよね。

でも、安心してください、妊婦も温泉に入って大丈夫です。

いろいろとストレスがかかりますので、温泉でリラックスしてストレス解消するのも大事です。

日々のストレスは、お腹のはりなどにつながります。

心も体も疲れを溜めずに過ごしましょう。

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