
風邪をひいた時など、
生姜をすりおろして、お湯に溶かしてはちみつを混ぜて飲んだことがある方もいるのではないでしょうか。
風邪をひいたら生姜というイメージってなんとなくありますよね。でも、生姜って何に効くのか知らない人もいるのではないでしょうか?
そんな方のために、生姜が持っている驚くべきパワーをまとめました。
生姜が持っている7個の驚くべき効果
生姜にはたくさんの効果があります。
その中で7個ピックアップしました。
生姜は生で食べるのと、熱を通すのでは、効果が変わってきますので、
そのあたりは気をつけて食べるようにしましょう。
- 体を温める
- 免疫力を高める
- 発汗促進
- せき・たんを止める
- 血栓を防ぐ
- ダイエット効果
- 美肌効果
1.体を温める
生姜を食べると、辛いと思いますが、それは、生姜に含まれるシンゲロール、ショウガオール、ジンゲロンという成分によるもの。
これらの辛味成分は温覚を刺激するため、温かいと感じます。
温覚から脳に刺激が伝わって、温かいから、体の温度を下げなさいと司令ができます。
血行を良くしたり、汗を書いたりして熱を下げようとするんです。
なので、生姜を食べると実は表面的には体が温まった感じがするんですが、
血流が良くなることで、体の芯の部分にある熱を、放出してしまうため、
体の芯が冷えてしまうことになるんです。
そのかわり、体の表面や末端部分を温めてくれます。
生姜って、結局、体を冷やすの?って思うかもしれないですが、半分正解で半分不正解です。
生の生姜は、血行を良くし、体を冷やしてしまいます。
それは、シンゲロールという成分が豊富に含まれているからです。
主に血行を促進してくれます。
でも、加熱、乾燥させた生姜は違うんです。
それは、ショウガオールが豊富に含まれているから。
ショウガオールは体の芯から温めてくれます。
体内の脂肪や糖質を効率よく燃焼させ、熱エネルギーを生み出して、体温を上昇させるのです。
乾燥させた生姜は、生に比べて、ショウガオールが10倍にも増えるとのことです。
漢方でも乾燥した生姜が使用されるのはそのためです。
冷えを解消したいのであれば、乾燥、加熱済みの生姜を使用したほうがいいですね。
2.免疫力を高める
体温が1℃低下すると、免疫力が30%低下するといわれています。
そのため、体温を低くしないようにすることが大切です。
冬に風邪を引きやすいのは、体温が下がって、免疫力が落ち込んでしまうからですね。
ショウガオールの効果で体を温めることで、免疫力が高まります。
3.発汗促進
生姜に含まれるシンゲロール、ショウガオール、ジンゲロンの効果により、
温覚が刺激され、熱を下げるように脳に指令が伝わり、汗が出やすくなります。
熱などで、体温が上がったときに役になる効果です。
生のすりおろした生姜を取ると効果が最大限に引き出されるようです。
4.せき・たんを止める
体が冷えていると、水分があるところが過度に冷えてしまいます。
肺が冷えると、鼻水がでたり、咳がでるのですが、生姜は、
肺を温めて咳を止める効果があります。
体の冷えは万病の元っていいますが、やっぱり温めることが大切なんですね。
5.血栓を防ぐ
食生活が乱れていると、血液中に糖質や脂質が増えてしまい、血液がドロドロしています。
そのような状態が続いていると、血管がつまる原因になってしまいます。
生姜に含まれる、シンゲロール、ショウガオール、ジンゲロンは血行促進してくれるだけでなく、代謝の改善もしてくれるので、糖質、脂肪の燃焼がしやすくなり、血液のドロドロを解消してくれる効果があります。
6.ダイエット効果
血流を良くする働きと、エネルギー効率を高める働きが生姜にはあります。
代謝がアップしてくれることで、エネルギーの消費量が増加するので、
結果、ダイエット効果があると言われています。
7.美肌効果
血流がよくなることで、体の中の水のめぐりも良くなります。
デトックス効果があり、カダラに溜まった毒素を体の外へ排出してくれます。
老廃物がすくなくなることで美肌効果にも繋がります。
また、活性酸素を除去する効果もありますので、老化を抑制する効果もあります。
まとめ
生姜って体を温めるだけでなく、たくさんの効果があるようです。
冷えを解消するのであれば、熱を通して乾燥させるほうが良いです。
蒸し生姜がすごくよいって話は聞いたことがあったのですが、
ショウガオールが体の内側から温めてくれるからなんですね!
10倍も含まれてるってすごいですね。
女性が抱える悩みを解消してくれるのが生姜なんだと、しみじみ思いました。
体を冷やさないことが、美容にも健康にも良さそうなので、体を冷やさないように、
生姜とうまく付き合っていきたいと思います。
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